デザイナーズ家具 買取品について

ますけんでは「デザイナーズ家具」「北欧家具」「民芸家具」「国内・海外ブランド家具」「ロココ調家具」「ヴィンテージ家具」「アンティーク家具」「ミッドセンチュリー家具」の買取を行っています。椅子、テーブル、キャビネットだけでなく、ドレッサーや床置、ベッド、ソファ、箪笥、収納器具など種類問わず査定・買取が可能です。お客様はご家族の遺品整理や自宅の売却による家具の引き取り、インテリアコレクターの方から部屋の模様替え、インテリアショップの閉店に伴う在庫処分などを理由に依頼されています。何か一つでもご自分に当てはまるものがあれば、ぜひ無料査定をおためしください。

松本民芸家具まつもとみんげいかぐ

「民芸家具」とは無名の職人が作った、民衆が日常的に使う家具を指します。そして柳宗悦が「用の美」を見出したことで家具の良さが改めて見直されました。「松本民芸家具」の創設には柳宗悦の存在が大きく、1948年に池田三四郎が柳宗悦の講演に感化され、自ら民芸家具の製作を始め、「松本民芸家具」が創始しました。現在も工房がある長野県松本市では、手仕事で家具が製造され、ミズサクラを中心にケヤキ、トチなど国産の木材を材料としています。松本民芸家具の種類は和風、洋風合わせて千を越え、長野県松本市の「中央民芸ショールーム」には常時400点が展示されています。その中でも看板商品はイギリス由来の「ウィンザーチェア」と「ラッシチェア」です。これらはバーナード・リーチや濱田庄司、民芸運動の支援者たちの協力によって制作技術が会得されました。

Hermanmillerハーマンミラー

ハーマンミラーはミッドセンチュリー・モダンをテーマとしたアメリカのインテリアブランドです。1945年にジョージ・ネルソンをデザインディレクターに起用し、後年世界的なデザイナーとなるチャールズ&レイ・イームズやイサム・ノグチを見出しました。彼らは「イームズチェア」や「ノグチテーブル」などの
名作を世に送り出し、現在でもロングセラー商品のヴィンテージ品はコレクター人気が高い品として、中古市場でも積極的に売買されます。
またハーマンミラーはオフィスチェアのブランドとしても知られています。特に1994年に販売された「アーロンチェア」はアメリカでは1990年後半から2000年代初頭のインターネットバブルにおける成功者の椅子として宣伝されました。しかし現在の日本ではコロナ禍の影響でテレワークが推進された結果、アーロンチェアが再注目されています。

北欧家具ほくおうかぐ

北欧では「ミッドセンチュリー」と呼ばれる1940年頃のアメリカデザインの影響を受け、成形合板やプラスチックなど新たな素材を家具に使用しながらも、独自の文化を基盤としたスカンジナビアンデザインを発信し続けます。そして1950年頃にアメリカの雑誌にハンス・J・ウェグナーの椅子が紹介され、北欧家具の巡回展が開催されます。展覧会の成功を機に北欧モダン家具は1960年代まで世界的に流行します。特にモダニズムの影響を大いに受けた1940年代から1960年代は北欧家具の黄金期とされ、ウェグナーの他アルネ・ヤコブセンなど優れたデザイナーが多数現れました。しかし1960年代後半にはブームが終了し、多数のブランドや工房が合併吸収や廃業に追い込まれています。長らく北欧家具は日の目を見ませんでしたが、1990年代には北欧家具のクラフトマンシップが再注目され、日本でも北欧家具の輸入が始まりました。そして2000年代には名作家具のリプロダクト品の生産が行われ、現在ではインテリアの定番として北欧家具が定着しています。

ボビーワゴンぼびーわごん

イタリアのインテリアブランドB-LINEが復刻した多機能型収納器具です。オリジナルは1960年代にジョエ・コロンボによって生み出されました。家庭ではコスメや調味料を入れる収納器具として使われる方や、リビングや仕事用デスクのサイドテーブルとして使われる方が多い印象です。その他美容院や歯医者の待合室や道具入れとしても使われています。