トランペット Trumpet

シルキーSchilke

アメリカで1956年に誕生したシルキーは、トランペットの最高峰として誰もが認めるブランドです。ハンドメイドによる、ムラがなくバランスのとれた響きとレスポンスの良さ、そして細部にわたる美しい造り、さらにバルブセクションとスライドの精密さは、トランペット界のベンチマークと言っていいでしょう。全体的に響きは明るく、ジャズ、ポップス系にも好ましい相性となります。

ヴィンセント・バックVincent Bach

トランペット演奏家で知らない人はいないブランドがヴィンセント・バックです。1890年にウィ―ンで誕生し、第一次世界大戦を契機にアメリカに渡ります。バックのトランペットは、あらゆるジャンルに対応でき、しかもバックにしか出せないサウンドを持つことで、その存在感はひときわ高いものがあります。トランペット演奏家の垂涎の的となっているのが、アーリー・エルクハートという、アメリカのインディアナ州エルクハートに移転直後の1965年から1969年頃につくられたビンテージモデルの存在です。この時期につくられたバックは、ジャズ界の巨匠をはじめ、数多くの超一流演奏家に好んで使われて来たことで特に有名です。

ヤマハYAMAHA

ヤマハのトランペットは、今や世界のスタンダードとして、その評価は非常に高いものがあります。音質、バランス、演奏性を高いレベルでバランスよく兼ね備え、エントリークラスからプロ用まで、幅広いラインアップを揃えています。特に、アメリカでは、驚くほど多くのプロ演奏家がヤマハを愛用していることは、あまり知られていない事実です。ヤマハへのブランドロイヤルティは日本人の想像以上のものといえるでしょう。